実家の相続は大変です‼
まだ親が元気だから・・・と思っていても、いつかは必ず相続ということになります。今や超高齢社会となっており、高齢者が増えているのは事実です。
特に相続で問題視されているのが、「老老相続」相続する相続者自体が高齢者というわけです。80代の親からの相続で、その子供が50~60代ということは高齢者から高齢者への相続になり、その50~60代の子供が相続する時にはすでに持ち家を持っているという状況です。
福岡県に住んでいなくても、県外や上京されている方からすれば、実家に戻ることは考えにくく、実家をどうするかという問題になります。このような相談の電話がとても多いのは事実であり、今後は必ず増えてきます。
空き家が増えるのはこういった原因が多いのではないでしょうか。決して他人事ではない話ですね。
2033年に3軒に1軒が空き家になる?
家の周りの雰囲気は変わらない・・・でもなんか人の気配が無いような・・・ということはありませんか。
家はあるけど人が住んでいないという空き家がここ最近は目立つようになってきました。これは福岡県に限らず、全国で問題になっていることです。
これは今年の6月に野村総合研究所(NRI)が発表した、驚愕の予測です。あと20年を待たずして住宅の3軒に1軒が空き家になるということです。総務省が5年に1度実施する住宅・土地統計調査によるものです。
総住宅数に占める空き家率は13.5%になりますが、今や止まらない人口減少に伴い、2023年には20%を超え、2033年には30%を超えてしまうというものです。
このような状況になると予想さらた未来は恐ろしいことになります。あなたの隣の家は人は住んでおられますか?
それとも、もうすでに空き家になっているとか・・・。