空き家を放置すると周りが迷惑!!
空き家の問題はこのブログでも話ておりますとおり、空き家を所有している本人よりは周りの住民が気を使い、迷惑しているケースがとても多いのが実情です。
今回は柳川市にある空き家での実際にあった話ですが、空き家を売却したいとの話で、当社に解体の依頼がありました。その所有者である本人から伺った内容では、現地で見積もりの立ち合いで分かったのですが、土地は結構広いのですが、放置状態で草木がうっそうとしており、家自体も空き家のままで10年近く放置されており、リフォームして使える・・・というレベルではなく、解体して更地にした方が望ましいという感じの空き家でした。
所有者Tさんは、周りにも迷惑しているので、そこを売却してすっきりしたいとのことでした。Tさんは解体代金を払ってでも土地を売却すれば、結構な金額が手残りするだろうというお考えだったのですが、解体の見積もりをした結果、確かに解体費用はそれほどかかりませんでした。
問題だったのはその土地はすぐに買い手がつくような場所ではなく、土地の評価としてもかなり低く、かなり低い金額ではないことが分かりました。
さらには、隣地との境界もはっきりしておらず、測量費用がかなりの金額がかかることも分かりました。全面道路も狭いのもあり、もしその土地を購入した方が家を建てる際にはセットバックが必要になり、有効面積としてはさらに狭くなります。
いろんなマイナス要因が分かって、Tさんが思っている金額よりは、かなり低い金額になったのですが、このまましておくというのはよくないとの決断で、解体をされ、売却に至りました。
もし、家を解体し、売却をお考えのお客様は今一度所有しておられる土地を確認した方がいいかもしれません。
もちろん、当社としてはこのようなケースには慣れておりますので、いろいろと相談にのれますので、お気軽にご相談ください。
不動産屋さんに相談しにくいという方は、解体のついでにお気軽にご相談ください。