今さら聞けない、空き家バンクって何?
解体屋が言うのもなんですけど、空き家バンクというのを最近よく耳にします。
最近では空き家というのも目に見えて増えております。
実際に全国でも空き家の総数は820万戸あるといわれており、これは数年前のデータですので、今現在は1000万戸に近いかもしれません。
その中で、福岡県内では32万戸あると言われております。
これほどの空き家をそのまま放置してはならないということで、空き家特別措置法が制定され、各自治体もそれにならって、空き家を減らすように取り組みを行っております。
その一環として、空き家バンクという制度を使い、市や町の単位で、役所が窓口になり、空き家を貸す、売る等の窓口として、行政が受け皿になることになりました。
今までの空き家バンクは、各市町村のホームページごとに設けられて、利用する方は情報収集しにくい状況でした。
そこで、福岡県は物件情報を集約し、「空き家DE暮らす」という、福岡県空き家バンクのホームページを8月1日から立ち上げました。
当社が仕事をする主な範囲の市町村では小郡市、柳川市、筑後市、八女市、みやま市など、ホームページには掲載されております。
しかし、できたばかりということもあり、物件が充実しておらず、まだまだ十分に情報を収集することができません。
解体業者である当社にはそれほど関係が無いように思われますが、お客様からお問合せいただく際に、解体した方がいいのか、それとも解体せずに売却した方がいいのか?と聞かれることもあるため、不動産屋を紹介する前に行政に相談されてみてはということをアドバイスしております。
正直、解体屋という名の「なんでも屋」です。