見積もり費用が変わってるけど?
これはたまにあるお客様の疑問に思われることの例です。
以前、当社にお見積りの依頼をいただいたお客様から、再度、お問い合わせがあった事例です。
3年前にお客様から見積もりの依頼があり、お見積りをさせていただいて、その当時は急ぎでは無かったので、解体の依頼はありませんでした。
そして、3年が経過したのちにお電話があり、解体することに決まったので、解体をお願いしたいとのことでした。
そのお客様は3年前の見積もりを大事に保管していただいており、この価格でお願いしますとのことでした。
しかし、残念ながらその価格では解体工事費用は収まりませんでした。なぜだと思います?
別に当社の解体費用が上がったわけではありません。
処分費用が上がったのです。
処分費用とは解体工事の際にでる産業廃棄物を分別し、木は〇〇に持っていって、不燃物は〇〇に持っていき、瓦は〇〇に持っていくなどして、処分する場所が変わってきます。
そして、その処分費用がその年によって変わってきます。
大抵の場合は処分費用の単価が上がることが多いので、3年前当時の見積もりよりも、金額が上がってしまうのが現状です。
大抵の場合、見積書には備考欄などに「この見積書は3ヶ月有効です。」など、期限が書いてあることがほとんどです。
先ほど申し上げたようなこともあるので、有効期限を設けています。
以前と同じ見積もりの内容で当社としては請け負いたいのですが、廃棄する量が多いとなると、難しくなります。
その時はお客様に説明し、納得いただいていることもございます。